上空の寒気が弱まる 来週は日本海側の降雪量は少ない予想
2025年1月18日(土)18時0分 ウェザーニュース

2025/01/18 18:00 ウェザーニュース
来週は冬型の気圧配置が強まりにくく、上空の寒気は北に後退します。
日本海側でも大雪となることはない見込みで、気温が上がり雪解けが進みそうです。
まとまった雪は降りにくい予想

北日本の週間天気(19日〜25日)
今週の後半は冬型の気圧配置が続き、東日本山間部や北日本で大雪となったところがありました。
今日18日(土)は冬型が緩み、日本海側でも雪の降り方が弱くなっています。明日19日(日)以降も冬型が強まることはなく、平地で雪の降る目安とされる上空約1500mで-6℃以下の寒気は東北付近まで後退します。
このため、来週は日本海側でも雪雲が発達しにくい予想です。来週中頃にかけての予想降雪量は、日本海側の山間部でもほとんどのところで10cm以下となっています。まとまった雪になる心配は少なく、除雪作業が捗る天気です。
気温が高くなるので、屋根からの落雪や雪崩、融雪による路面のぬかるみなどに注意が必要です。来週の後半は天気の崩れる可能性があるものの、気温が高く東北北部でも雨になるところが多い見込みです。