低気圧発達 北は大荒れ 東・西は火災注意
2019年1月22日(火)18時21分 tenki.jp
あすは日本海から北日本に近づく低気圧に注意が必要です。北日本では日本海側だけでなく、太平洋側でも大雪となるおそれがあります。大雪による交通への影響や暴風に警戒をお願いします。
北日本中心に大荒れに
あす23日(水)は、北日本付近を前線を伴った低気圧が発達しながら、東へ進む見込みです。低気圧や前線が通る北海道や東北は朝に雪が降っていなくても、次第に雪が降り出すでしょう。また、上空5500メートル付近には、「大雪の目安となるマイナス36度以下」の強い寒気が流れ込みます。雪の降り方に注意が必要です。なお、風も強まり、暴風が吹き荒れるおそれもあります。ふぶく所もある見込みで、交通への大きな影響が懸念されます。また、太平洋側でも大雪に注意が必要です。北陸も夕方以降を中心に雨や雪となり、雷の鳴ることがあるでしょう。
関東以西は乾燥と風に注意
関東から九州は、広く晴れる見込みです。空気の乾燥が続くだけでなく、西よりの風が強まる所が多いでしょう。乾いた空気のなか、風が強まると火災や延焼のリスクが大きくなります。火の取り扱いには、十分にお気を付け下さい。なお、山沿いでは、夜に雪や雨の降る所があるでしょう。山道などでは、路面の状況にご注意ください。
気温 寒暖差大きい
朝の最低気温は、けさと同じくらいか低い所が多いでしょう。北海道や東北だけでなく、関東甲信の内陸部や山沿いでも氷点下の厳しい寒さとなりそうです。水道の凍結にご注意ください。一方、日中は日本海の低気圧に向かって吹く、暖かい南風の影響を受けます。最高気温は関東から九州では、13度前後の所が多いでしょう。四国や九州では、15度に届く所もありそうです。朝晩と日中の気温差が大きくなるため、体調管理にお気を付け下さい。