北海道は雪の降りやすい天気 午後は強い雪や吹雪に注意
2024年1月22日（月）9時15分 ウェザーニュース
2024/01/22 09:08 ウェザーニュース
週の始まりの今日22日(月)の北海道は、雪の所が多くなっています。午後は低気圧の接近に伴い雪の強まる所が増え、今夜から明日23日(火)にかけて強い雪や吹雪に注意が必要です。
沿岸部では瞬間的に20m/s以上の強風
北海道は日本海にある低気圧の影響で朝から雪の所が多くなっています。日本海側だけではなく、オホーツク海側や太平洋側でも雪が降っていて、この時間は1時間に1〜2cmほどの強さです。
沿岸部では風も強く、最大瞬間風速はえりも町・えりも岬で27.8m/s、稚内市・宗谷岬で25.1m/s、礼文町で21.2m/sを観測。稚内市は吹雪のため視程(水平方向に見通せる距離)が低下し、視程計による自動観測では500m未満になっています。
明日朝にかけて局地的な強い雪や吹雪のおそれ
午後になると低気圧周辺の発達した雲が進んでくるため、雪の強く降る所が増える見込みです。特に今夜遅くから明日の朝にかけては、帯状の活発な雲が通過するため、局地的には1時間に10cmを超えるような強い雪となるおそれがあります。
発達した雲の周辺では突風を伴って吹雪になることもある見込みです。夜間に路面状況が急速に悪化したり、吹雪で視界不良になることが考えられますので、特に車で移動する場合は十分に注意が必要です。また、明日の朝は一気に積雪が増加しますので、外出前に除雪の時間を確保できるようにしてください。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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