田崎史郎が河井案里問題で“安倍首相は無関係”と擁護もすぐ自滅!「案里さん自身が国政に出ようとした」→「阿吽の呼吸で」

1月25日(土)23時0分 LITERA

1月23日放送『ひるおび!』(TBS)より

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 河井克行前法相、河井案里参院議員の公選法違反問題は、案里議員に党本部から“安倍マネー”といわれる1億5千万円が振り込まれていたことが発覚。安倍首相が後ろ盾になった不正選挙であったことが浮き彫りになった。


 夫の河井前法相については、任命責任を口にして謝罪した安倍首相だが、この政治資金私物化はもはや謝罪ですむようなレベルの話ではない。「桜を見る会」名簿問題やIR汚職をめぐる問題にくわえて、国会でもさらに追及が激しくなるのは必至だろう。


 ところが、そんななか、御用ジャーナリスト・田崎史郎氏がまたぞろ、エクストリームな安倍首相擁護を繰り出した。


 それは、1月23日放送の『ひるおび!』(TBS)でのこと。司会の恵俊彰が、問題の河井案里議員の参院選立候補について、「菅さんや総理の思いを汲んだ方でもあるわけじゃないですか」と話をふると、田崎はこう答えたのだ。


「(安倍総理の思いを)汲む前に案里さん自身が出ようとしていましたから」


 ようするに、案里議員出馬と安倍首相は関係なく、案里議員が勝手に立候補しようとしていたかのような発言をしたのだ。


 安倍応援団とはいえ、いくらなんでもこれは無理がすぎるだろう。今年夏の参院選に、自民党本部が広島県連の反対を押し切って河井案里氏を広島選挙区から出馬させた背景に安倍首相のゴリ押しがあったのは、当時から永田町の常識だった。


 もともと、2人区の広島選挙区では従来どおり前職の溝手顕正氏1人が自民党から出馬する予定だった。だが、溝手氏は第一次政権時の2007年参院選で自民が大敗した際、安倍首相の責任に言及し、さらに下野時代には安倍氏を「過去の人」と発言した人物。


 こうした経緯から、溝手氏に恨みを抱いていた安倍首相が、“2人区で2人擁立して票を上積みする”として、重用していた側近の河井克行前法相の妻である案里氏を無理やり2人目の候補者として立てたのだ。


 実際、あのNHKですら当時の選挙報道で「河井は、総理が溝手に差し向けた“刺客”だ」という政界の声を紹介している。


 しかも、安倍首相が案里氏の後ろ盾だったことは、選挙戦が始まってからの異常なバックアップぶりでよりはっきりした。安倍首相が自ら広島入りして応援演説に立ったのはもちろん、案里氏の選対になんと安倍事務所の筆頭秘書をはじめ4人の自分の秘書を送り込み、選挙を仕切らせていたのだ。


「この安倍事務所の秘書らが先頭に立って、溝手氏の支持団体を切り崩し、次々と案里陣営に寝返らせていった。また、案里氏の応援演説の際には、溝手氏の所属派閥代表で広島県連のリーダー的存在でもある岸田氏を自分と一緒に立たせ、案里氏を応援させるという、ありえないことまでやっていた。このときは、そのかわりに、安倍首相は横で満足そうに『令和の時代のリーダ−は岸田さんだ』ともちあげていましたが……」(地元の政界関係者)


 そして、今回、「週刊文春」が自民党本部から1億5千万円の安倍マネーが振り込まれていたことを報道したというわけだ。「週刊文春」の記事では、自民党関係者や自民党のベテラン職員がこう証言している。


「党の金の差配は幹事長マターですが、河井陣営への1億5千万円にのぼる肩入れは安倍首相の意向があってこそです」
「安倍首相の後ろ盾は絶大で、案里氏は党本部からの『安倍マネー』を存分に使うことができたのです」


 ところが、これだけ話がでそろっているなかで、田崎氏は堂々と立候補は案里氏が勝手に言い出したかのような主張を繰り広げたのだ。


 この回答に恵も驚いたらしく「どっちかって言うと、河井陣営から言い出したことなんですか?」と聞き返す。


 すると、田崎はさすがにまずいと思ったのか、「どちらが先かははっきりしませんけれども、阿吽の呼吸で、案里さんが国政に出ようとしていた」などと、ごまかしたのだ。


 自民党広島県連も反対していたこんな強引な擁立を「阿吽の呼吸」って……語るに落ちたとはこのことだろう。


 だが、田崎氏のこの発言で、安倍首相や官邸がいま、どういう方向に世論を持っていこうと考えているかはよくわかった。ここまで不正の証拠が出てきた以上、もはや河井前法相や案里議員のことを切り捨てるしかない。すべての責任は2人に押し付け、自分たちは「知らぬ存ぜぬ」と逃亡を決め込む腹なのだろう。


 そういえば、このやりとしの少し後、恵から「(安倍首相が案里氏を)守りたいという気持ちはどうなんですか?」と問われた田崎氏は、お得意のイタコ状態でこう語った。


「強く守りたい気持ちはないですよ。それは。積極的ではないけれど、切ることもできないという、非常に微妙なところで。本人が止めたいのならどうぞということでしょう」


 やりたい放題の不正と私物化のあげく問題化したとたんに平気で逃げ出す無責任首相と、その意向を受けて、むちゃくちゃな論理のエクストリーム擁護を垂れ流す御用ジャーナリスト。まったく愚劣なコンビというしかない。
(編集部)


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