週間天気 太平洋側は晴れて乾燥 来週は寒さ緩む

2024年1月26日(金)15時10分 ウェザーニュース

2024/01/26 15:00 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・太平洋側は晴れて空気乾燥
・日本海側は雪が降りやすい
・来週は寒さ緩み花粉が心配
・能登半島地震 被災地は積雪や寒さ注意

北日本や北陸を中心とした大雪や吹雪は、28日(日)には落ち着いて行きます。東日本や西日本太平洋側は、晴れて空気が乾燥してくるため、火の元への注意が必要です。

太平洋側は晴れて空気乾燥

週間予想天気図

来週前半にかけて、東日本や西日本の太平洋側は高気圧に覆われ冬晴れとなる日が多くなります。空気が乾燥する日が続くため、体調管理や火の元には十分ご注意ください。
1月末頃になると、西から前線や低気圧が近づいてくるため、西日本を中心に広く雨が降り、東日本でも雲が広がりやすくなります。

日本海側は雪が降りやすい

強い寒気のピークは越えるものの、北日本は引き続き寒気の影響を受ける予想です。28日(日)以降も、北日本日本海側では、雪の降りやすい状況が続きます。
1月末から2月はじめ頃に、日本海で低気圧が発生する予想です。上空を強い寒気が通過するため、北海道の日本海側では大雪や猛吹雪に警戒が必要です。

来週は寒さ緩み花粉が心配

今週は強い寒気の影響で全国的に真冬の寒さとなりましたが、週末には強い寒気が抜けて、来週は西日本や東日本を中心に寒さが和らぐ見込みです。関東や九州では15℃前後まで上がるところもあります。
東北南部や北陸では融雪による落雪や用水路の水位上昇、路面状況の悪化などにご注意ください。
関東や九州など早いところでは、晴れて寒さが緩むと花粉が徐々に飛散しやすくなります。花粉症の方はそろそろ備えた方がよいかもしれません。

能登半島地震 被災地は積雪や寒さ注意

能登半島地震の被災地でも強い寒気の影響で、積雪が増加しました。損傷した建物が雪の重みで倒壊したり、積雪による路面の悪化で物資輸送に支障をきたすことが懸念されます。また、週末以降は雨が降る予想です。地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあります。
一年で最も寒い時期を迎えていますので、避難生活をされている方は低体温症や、暖房器具の失火等にも注意してください。

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