2週間天気 来週半ばをピークに気温上昇 多雪地域は雪解け注意 花粉シーズン近づく

2024年1月27日(土)16時17分 tenki.jp

この先も北日本は雪の降る日が多いですが、気温は平年よりも高い傾向。積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪にご注意を。花粉シーズン目前。敏感な方は早めの対策が必要です。

28日(日)〜2月3日(土) 西・東日本 春のような暖かさも

明日28日(日)は気圧の谷の影響で、九州から近畿では日本海側を中心に一時的に雨が降りそうです。北陸も昼頃から広く雨や雷雨となり、雪は山沿いが中心でしょう。地震の揺れが大きかった地域では、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒してください。
29日(月)は北陸から北海道の雪や雨も次第にやんで、30日(火)にかけては広い範囲で晴れる見込みです。31日(水)以降は、前線や湿った空気の影響で、九州から近畿は雨が降りやすいでしょう。2月1日(木)から2日(金)は、東海や北陸でも雨が降りそうです。一方、北日本は弱い冬型の気圧配置が続くため、東北と北海道の日本海側は断続的に雪が降るでしょう。ただ、大雪になることはなさそうです。
沖縄や九州から関東、北陸は寒気の影響を受けにくいため、気温は平年より高い日が多いでしょう。2月1日(木)の最高気温は、福岡や東京都心で15℃を超えそうです。ただ、2日(金)は急に寒くなるため、寒暖差にお気をつけください。東北も、いくぶん寒さが和らぐでしょう。北海道は朝晩を中心に、凍てつく寒さが続きそうです。

2月4日(日)〜9日(金) 暦の上では春へ 花粉シーズン近づく

2月4日(日)〜5日(月)にかけては、本州付近を低気圧が通過するため、西から雨の範囲が広がるでしょう。雨や風が強まるおそれもあり、今後の情報にご注意ください。東北や北海道は、降れば雪になる所が多くなりそうです。
6日(火)は、太平洋側では天気が回復。7日(水)以降も晴れるでしょう。空気が乾燥しやすいため、火の元にはご注意ください。日本海側は、山陰や近畿北部では雨ですが、北陸は平地でも雪の降る日があるでしょう。東北や北海道は、断続的に雪が降りそうです。
気温は平年並みか高い日が多く、寒暖差が大きいでしょう。2月4日(日)は二十四節気の「立春」。春の訪れはまだ先でも、晴れた日には1月に比べると日差しがまぶしく感じられるかもしれません。また、わずかながらに花粉が飛んでいる所があります。敏感な方は、早めに薬を飲むなど対策をしてください。

急な雪解け 注意点は?

寒さが和らぐことで心配されるのが雪解けによる災害や事故です。積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。
①雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
②気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

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