長野殺傷事件の遺族、駅にメッセージを掲示…「どこかでふと思い出して」「故人の分まで生きる」

2025年1月27日(月)13時8分 読売新聞

JR長野駅前に掲示された遺族からのメッセージ(27日午前、長野市で)

 長野市のJR長野駅前で男女3人が刃物で刺されて死傷した事件で、長野駅に27日、亡くなった同市丹波島、会社員丸山浩由さん(49)の遺族からのメッセージが掲示された。

 現場となった長野駅善光寺口には26日まで、献花台が設置され、多くの人が丸山さんの死を悼んだ。メッセージには、献花や供物などへの感謝の言葉に加え、「皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います」と記されている。

 その上で、「大勢の方の励ましやお力添えを頂き、故人の分まで精一杯せいいっぱい生きていく大きな勇気を頂きました」とつづり、「良きご縁に出逢であい、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかでふと思い出していただければ幸いです」と結んでいる。

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