河井派県議が実名告発「案里さんは嘘をついている」

1月29日(水)16時0分 文春オンライン

 昨夏の参院選における公選法違反(運動員買収)容疑で秘書や選対関係者が次々と広島地検の事情聴取を受けている河井案里参院議員(46)。



河井案里氏 ©共同通信社


 2013年に案里氏に声をかけられて広島県議になった側近の渡辺典子氏(35)が、今回「週刊文春」のインタビューに応じ、「この期に及んで嘘をついているのかと驚きました」と、案里氏が公の場で虚偽の説明を続けていると告発した。


 こう語る渡辺氏は1月20日に広島で記者会見を開き、「彼女たちが平気な顔をして国会に出ることが許されるのか」と厳しく糾弾したが、そこに至った詳しい背景を「週刊文春」に初めて明かした。



 案里氏は記者団に対して「秘書と事件の内容に関しての接触は、一切行っておりません」とこれまで説明しているが、渡辺氏は「実際は事務所ぐるみで私や関係者に連絡をとり、策を講じているのです。公の場で平然と嘘をつく姿にショックを受けました」と語る。その一例が昨年12月23日夜のことだ。案里氏から渡辺氏のもとに電話がかかってきた。


「すでに案里さんに不信感があり、電話に出なかったのですが、またすぐにかかってきた。そこで電話を取って『こういう状況なので、お話ししない方がよくないですか?』と言うと、案里さんは『大丈夫〜。確認したいことがあるだけだから』と何事もなかったかのような様子でした。案里さんの公設第一秘書の前田智代栄さんから電話させるので出てほしい、と電話を切られ、ものの数分で前田さんから連絡がきた。その後も、案里さんや秘書は度々電話をかけてきた。案里さんは夫の携帯にもかけてきた。今“被疑者”となっている案里さんの公設第二秘書の立道浩氏からもかかってきた。私たちが関係者との接触はよくないと思って電話に応じないと、私の支援者にまでかけてきた。その後も前田秘書から『すり合わせをしたい』といわれました」



 こうした言動について案里氏の事務所に事実確認を求めたが、回答はなかった。


 案里氏は公の場で「秘書と連絡をとっていない」とし、事件の詳細を説明しない理由の一つとしてきた。しかし、その釈明を覆す実名証言が出てきたことで、新たな説明を求められることになりそうだ。


 1月30日(木)発売の「週刊文春」では、河井事務所の弁護団がウグイス嬢らを集めてミーティングを行ったことや、河井夫妻が描いている責任回避のストーリーまで、2ページにわたって詳報している。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年2月6日号)

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