スギ花粉の飛散いつから?東京など敏感な方は感じてる?早めの対策を

2022年1月29日(土)15時47分 tenki.jp

まもなく2月。九州〜関東では、2月上旬から花粉シーズンがスタートする見込みです。スギ花粉は、飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛びはじめるため敏感な方は要注意。本格的な花粉の飛散に備えて、早めの対策を心がけましょう。

スギ花粉 各地の飛びはじめは? 早めの対策を

まもなく2月、今年も花粉シーズンが近づいてきました。スギ花粉は、「梅から桜まで」と言われますが、1月23日には福岡で、26日には銚子で梅の開花の便りが届きました。そろそろ、本格的な対策をとる時期に入ってきています。
スギ花粉の飛散開始は、九州〜東北まで、例年並みの予想です。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタート。スギ花粉の飛びはじめは、福岡は2月9日、東京は2月11日の予想です。
「花粉の飛散開始日」とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した場合の最初の日です。ただ、スギ花粉は、飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛びはじめます。
週間花粉情報を見ますと、東京は、この先1週間は「少ない」予想ですが、花粉に敏感な方は早めの対策を心がけてください。

外出時の花粉対策

花粉対策は、「吸わない」「着けない」「持ち込まない」がポイント。花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が大勢いらっしゃるとかと思いますが、マスクを使うと、花粉を吸いこむ量も、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
②メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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