網走で流氷接岸初日 去年や平年より4日早い到来

2019年1月29日(火)14時10分 ウェザーニュース


2019/01/29 14:16 ウェザーニュース

北海道網走市 29日13時24分
今日29日(火)、低気圧に向かって北東からの強い風が吹き付け、オホーツク海にあった流氷が一気に接岸しました。
網走地方気象台は29日(火)午後に流氷接岸初日を発表しています。平年、去年に比べて4日早い観測になります。

ウェザーニュース アイスセンターによる海氷解析

これから2月にかけてじわじわと流氷の接岸エリアは拡大し、オホーツクの真冬の景色へと変わっていきそうです。網走の海明けは平年が3月20日、去年が3月14日で、これから1か月から1か月半ほど、流氷の季節が続きます。

天気図で接近がわかる!?

冬の間、接近したり遠ざかったりを繰り返す流氷。どんな日に接近しやすいかは、実は天気図の気圧配置から推測することができます。
流氷は、オホーツク海の海岸には、北風が吹くときに近づき、北西〜西風が吹くときに岸から遠ざかりやすくなります。
北風が吹くのは、低気圧が北海道の南を通過して東の海上に去ったころになります。北西〜西風が吹くのは低気圧が千島列島北部で発達した時です。
週間天気図でこのような気圧配置が続くと、流氷の接岸する可能性が高まります。


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