31日の花粉飛散情報 わずかに飛び始めている所も 早めの対策を

2022年1月31日(月)5時59分 tenki.jp

きょう31日の花粉の飛散は、東京で「少ない」見込み。本格的な花粉シーズンももうすぐ。早めの花粉対策を。

花粉の飛散量 東京で「少ない」

きょう31日、花粉の飛散情報によると、花粉の飛散量は、東京で「少ない」予想となっています。早くもわずかながら花粉が飛び始めているようです。まだスギ花粉の本格的なシーズンには入っていないものの、飛散開始前でも油断は禁物です。

花粉が飛び始めるのはいつから?

今年もいよいよ本格的なスギ花粉シーズンがやってきます。
「飛散開始日」とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した場合の「最初の日」のことをいいます。
早い所では、福岡は2月9日、東京は2月11日、高松は2月14日、広島は2月15日などと、西日本と東日本を中心に花粉が飛び始めるでしょう。東京のスギ花粉飛散のピークは3月上旬から3月下旬にかけてとなりそうです。わずかながらも早くも花粉が飛び始めている所もありますので、花粉に敏感な方は、今のうちからできる花粉対策をしておくと良いでしょう。

外出時にオススメな花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
②メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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