西日本は広範囲で雨 午後にかけて雨エリア拡大見込み
2024年1月31日（水）7時30分 ウェザーニュース
2024/01/31 07:31 ウェザーニュース
今日31日(水)は東シナ海からのびる前線が進んでくるため、西日本では広範囲で雨が降る見込みです。九州や中国四国の一部ではすでに雨が降り始めています。
雨のエリアは東へ拡大し、近畿や東海、北陸でも雨が降り出す予想です。
強まるのはごく一部 発達した雨雲は海上主体
東シナ海からのびる前線が九州南部にかかってきました。九州南部では朝から雨の降っているところが多く、九州北部や中国四国でも弱い雨の降り出したところがあります。
前線には南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の南側では雨雲が発達しているところがあります。鹿児島県屋久島町にあるアメダス尾之間では今朝7時までの1時間に12.5mmのやや強い雨を観測しました。ただ、九州や中国四国のほとんどは前線の北側にあたり、雨の強まっているところはなく、1時間に1mm前後の弱い雨となっています。
このあとも種子島や屋久島、九州南部の一部では一時的に雨の強まることがある見込みですが、発達した雨雲はあまり北上せず海上を東へと進む見込みで、西日本の多くのところでは雨が強まることはないとみています。
雨のエリアは午後にかけて中国四国や近畿などに拡大する予想で、北陸や東海にも雨雲がかかる予想です。今はまだ雨の降っていないところでも、外出される際は折りたたみ傘を持っていったほうが安心です。
