北日本や北陸で積雪急増も あす3日はいったん雪落ち着く 除雪作業中の事故に注意

2023年2月2日(木)13時41分 tenki.jp

きょう2日にかけて、北日本や北陸を中心に猛吹雪となり、積雪が急増した所も。ピークは超えたものの、あす3日明け方まで吹雪に注意してください。あす3日の日中は日本海側の雪はいったん落ち着く見込みです。除雪作業の事故には、くれぐれも注意が必要です。

きょう2日 北日本や北陸で積雪急増も 風雪まだ注意

きょう2日にかけて、北日本を中心とした強い冬型の気圧配置となり、北日本や北陸を中心に猛吹雪となっています。
きょう2日、正午までの12時間降雪量の最大値は、札幌市南区小金湯で35センチ(午前3時)、新潟県妙高市の関山で32センチ(午前9時)、北海道女満別空港で29センチ(午前9時)など、短時間で一気に積雪が急増した所もありました。
正午の積雪は、青森県八甲田山系の酸ケ湯で365センチ(平年比119%)、山形県大蔵村肘折で309センチ(平年比123%)、新潟県魚沼市西名で255センチ(平年比134%)、鳥取県大山で175センチ(平年比139%)など、豪雪地帯でも平年値を上回る積雪量となっています。
暴風雪のピークは超えてきましたが、まだ風が強い状態が続き、断続的に雪が降っています。
あす3日明け方にかけて、北日本の日本海側や北陸では引き続き、風も雪も強い状態が続く所がありますので、車の運転など十分ご注意ください。

あす3日 晴れる所が多い 日本海側の雪はいったん落ち着く

あす3日は、冬型の気圧配置がゆるむ見込みです。
広い範囲で晴れるでしょう。日本海側の雪も、いったん落ち着き、日が差す所が多くなりそうです。
1月下旬に強烈寒波が襲来後も、たびたび大雪や猛吹雪に見舞われて、除雪が追いつかないようなまとまった雪の降り続いている所があります。
特に、雪や吹雪が続いたところでは、あす3日の穏やかな天気のうちに、除雪作業に取り組まれる方が多いと思います。除雪作業は、必ず2人以上で、くれぐれも事故のないようにご注意ください。

雪下ろしの注意点

屋根に積もった雪は、大雪になる前に、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

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