今週は北日本日本海側で大雪のおそれ 東京でも冬日の可能性

2020年2月3日(月)16時30分 ウェザーニュース


2020/02/03 21:09 ウェザーニュース

今週は、明後日5日(水)から6日(木)にかけて冬型の気圧配置が強まり、札幌の上空5000m付近には−44℃〜−45℃という非常に強い寒気が入ってきます。今シーズン、札幌の上空で最も気温が下がったのは、1月1日の−40℃だったので、今季最強の寒気といえそうです。

50cm近く積雪が増える大雪の予想

5日(水)0時〜6日(木)24時の48時間予想積雪量

このため日本海側を中心に雪が降る見込みです。特に北陸から北の日本海側では降り方が強まり、吹雪や大雪になるおそれもあります。
ウェザーニュースでは、日本海側の山沿いでは多いところで新たに50cm近く雪が積もると予想しています。
 ▼予想積雪量 5日(水)〜6日(木)にかけての48時間
 ・東北日本海側山沿い、北陸山沿い 30〜50cm
 ・北海道 20〜30cm
 ・西日本日本海側山沿い 10〜20cm

また、日本海側で雪を降らせる雲の一部が、東北の太平洋側や東海、近畿の一部にも流れ込んで、雪が降るところがあります。

東京や大阪でも今季初の冬日か

上空の寒気が強いため、日差しが届く太平洋側でもかなり寒くなります。
5日(水)や6日(木)は、札幌の最高気温が−6℃〜−7℃の予想となっており、4日(火)から始まるさっぽろ雪まつりに行く方は万全な寒さ対策が必要です。
また、7日(金)は名古屋の予想最低気温は−1℃と今シーズン初めて冬日になる見込みです。東京や大阪でも0℃の予想で、こちらも冬日になる可能性があります。
この冬は暖冬傾向が顕著で寒さに慣れていない中での急な冷え込みになるため、服装や冬小物で上手に寒さ対策をして、体調を崩さないようお気をつけください。


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