明日5日(月)は関東で大雪 夕方から東京23区も積雪のおそれ

2024年2月4日(日)15時45分 ウェザーニュース

2024/02/04 15:40 ウェザーニュース

関東地方では明日2月5日(月)の昼頃から、南岸低気圧の影響で雪が降りはじめます。
夜は平野部でも大雪となるおそれがあり、ウェザーニュースでは東京23区でも5cm〜10cm前後の積雪を予想しています。最新の気象情報をこまめにご確認ください。

市街地でも道路に雪が積もる

関東では、明日5日(月)午後になると南岸を進む低気圧から広がる雲が広がり、各地で雪や雨が降りはじめます。低気圧に向かって北から冷たい空気が引き込まれることで、関東南部では平地でも雪になる所が多い見込みです。
ウェザーニュース独自予報では、東京23区を含む南部平野部の広い範囲で5cm以上の積雪を予想しています。市街地でも道路に積もるような所が多くなるとみられます。東京都心で1cm以上の積雪を観測すれば2022年2月の2cm以来、約2年ぶりです。
東京23区西部や埼玉県、神奈川県内陸では10cm以上の積雪となる所が多くなります。秩父や多摩、箱根周辺や北関東から甲信地方の山沿いでは20cmを上回る所がある見通しです。

月曜・火曜はリモートワーク等の活用を

関東では雪や雨が降り出すのは5日(月)の昼頃とみられます。その後、夕方の帰宅時間帯には内陸部を中心に雪が積もり始める見通しです。低気圧が最も近づいて降水のピークとなる夜に寒気の南下もピークになるため、急激に積雪が増加するおそれがあります。
南岸低気圧の雪は降水の強さや気温が少し違うだけで、降り方に大きな差が出ます。同じ東京23区内でも、海の近くと内陸部で積雪に大きな差が出ることがあります。雨寄りで経過してそれほど雪が強まらない・積もらないといった可能性から、今の予想よりも積雪が多くなる可能性も考えられます。
首都圏で積雪となった場合は、数センチであっても道路ではスリップ事故が多発し、車での移動は困難を伴う可能性が高まります。冬用タイヤの着用やタイヤチェーンの装着など雪道用の装備がない場合は車の運転はおやめください。内陸や山間部ではさらに雪の量が多くなるため、明日夜の移動は控えてたほうが良さそうです。
鉄道への影響は道路と比べれば小さい傾向があるものの、倒木やポイント故障により運休や遅れが生じる可能性があります。電車通勤の方も、積雪により転倒やスリップ事故にあうおそれもあるため、リモートワーク等の活用をおすすめします。
また、6日(火)の朝は関東各地で雪景色となりそうです。積雪や路面凍結により通勤・通学に大きな影響が出る可能性があるため、早めの支度やリモートワーク等の活用をおすすめします。

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