きょう5日の花粉飛散予測 「少ない」予測でも油断禁物 まもなく花粉シーズン到来

2022年2月5日(土)7時4分 tenki.jp

きょう5日(土)は、花粉飛散量は九州から関東で「少ない」見込みです。飛散開始はもう間もなくですので、事前の準備は万全にしましょう。

「少ない」予報でも早めの準備を

きょう5日(土)は、日本付近は強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪になるでしょう。きょう5日(土)は、花粉の飛散量は九州から関東で「少ない」予想で、花粉より雪の心配の方が大きくなりそうです。
ただ、今回の寒気が抜ける来週は徐々に気温が上昇し、早い所では飛散が始まりそうです。早めの対策を心掛けた方がよさそうです。

九州北部など早い所は来週から飛散開始

今シーズンの飛散開始は、福岡で2月9日など、九州北部や四国、東海、関東で来週にも花粉の飛散開始を予測しています。飛散量は昨シーズンに比べると東海から北海道を中心に多い傾向にあります。
花粉症の方にとって、最もつらい季節が始まりますが、万全の準備をして備えましょう。
飛散開始日とは:1平方センチメートルあたり1個以上の花粉を、2日連続して観測した場合の最初の日のことです。

外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
②メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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