最後にスキー場へ行ったのは平均18.5年前 最もご無沙汰な県民は?

2019年2月6日(水)12時30分 ウェザーニュース


2019/02/06 06:51 ウェザーニュース

かつて一世を風靡したスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ。
しかし、最近は行っていないという方が多いのではないでしょうか。

ウェザーニュースでは、2019年1月7日〜8日に「最後にゲレンデに行ったのは?」との調査を実施。
8,212人の回答を集計したところ、行ったことあるものの1年以上のブランクがある人の中で、最後にゲレンデに行ったのは【全国平均18.5年前】ということが分かりました。
今から18年前というと2001年…結構前ですね。当時自分が何をしていたか、すぐには思い出せない方が多いかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんも、高校を卒業する年齢です^^;
さらに詳しく分析してみると、地域的な特徴も見えて来ました。

ゲレンデは西日本の方が"ご無沙汰"

最後にゲレンデへ行ったのが、全国平均18.5年前より昔のエリアをピンク色、最近のエリアを緑色に色分けをしたところ、西日本ほど昔(ゲレンデから離れている時間は長い)で、東・北日本ほど最近(ゲレンデから離れている時間は短い)であることが分かりました。
気象会社としては、冬の気圧配置でよく聞く”西高東低”と同じ傾向だな、なんて思ったりします。
■最後にゲレンデに行ったのは?
(都道府県ランキング)
1位 和歌山 24.1年前
2位 長崎  23.3年前
3位 鹿児島 23.3年前
4位 宮崎  22.1年前
5位 岡山  21.4年前

43位 徳島  15.2年前
44位 新潟  15.0年前
45位 長野  14.6年前
46位 福井  13.8年前
47位 山梨  13.3年前
都道府県ランキングを見てみると、西日本ほど上位(離れている時間が長い)である一方、下位(離れている時間が短い)は東日本の内陸や雪の多いエリアがランクイン。
より寒さが厳しく雪の多い北日本が上位に来ると思いきや、意外とそうではないという事が判明しました。
このように、地域差が出た理由は何なのでしょうか。

こちらは全国のゲレンデの位置を表したマップです。
北・東日本ほどゲレンデ数は多く、西日本ほどゲレンデ数が少ないことが分かります。
いろいろ理由は考えられますが、身近にゲレンデがあるかないかは大きく影響しているのかもしれません。

ライフスタイルの変化

ゲレンデから離れてしまった理由としては、結婚や子どもが巣立ったなど、ライフスタイルの変化で行かなくなった方が多いようです。また、中学や高校のスキー教室以来です、という声も多くありました。
中には、温暖化の影響からか、積雪量の減少で行くのをやめたという方も。
小学校、中学校までは冬の体育の授業で『スキー』が有りましたが、高校に進学した頃から降雪日が極端に減り、スキー場に『30センチ以上』の積雪が無くなったので、『予算と物理的に』やらなくなりました。(兵庫)
若き日のあの頃を思い出すべく、この冬は久々にゲレンデに足を運んでみてはいかがでしょうか?


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