大阪で太陽柱(サンピラー)が出現 日の出後に天に向けた光の帯

2021年2月6日(土)7時40分 ウェザーニュース

2021/02/06 07:28 ウェザーニュース

大阪府吹田市より(6日(土)7時頃撮影)
今日6日(土)大阪府内では、日の出後に天に向かって伸びるような光の帯が見られたところがあります。
これは、太陽柱(サンピラー)と呼ばれる現象です。

太陽柱(サンピラー)とは?

サンピラーの仕組み

サンピラーは日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれます。
空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られますが、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。
そのため、空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。
今朝の大阪府内はさほど冷え込んでいませんが、風が穏やかな状態だったこともあり、太陽柱が見られたようです。

この後は晴れて気温上昇 花粉注意

3時間ごとの天気

太陽柱を作り出す氷の結晶の元となる高いところの湿った空気は、太平洋側に伸びる低気圧や前線によるものと考えられます。
ただ、この後はこの低気圧や前線が日本列島から離れていくため、晴れて穏やかな陽気となりそうです。
気温が上がり、花粉が飛び始めるエリアが増えるため、花粉症の方は対策が必要です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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