長崎でスギ花粉飛散開始 中旬から本格化 花粉症対策を

2024年2月7日(水)17時55分 ウェザーニュース

2024/02/07 17:52 ウェザーニュース

ウェザーニュースの分析によると、長崎は今日2月7日(水)からスギ花粉の飛散シーズンに入りました。昨年より2日早い飛散開始です。
ウェザーニュースが全国約1000か所に設置した独自の花粉観測機「ポールンロボ」が花粉を観測し始め、ウェザーニュースアプリのユーザーによる花粉症の症状報告も増加中です。
2月中旬からはさらに飛散が増えて、本格的な花粉シーズンとなりそうです。

長崎が全国トップで花粉シーズンに突入

長崎では、ウェザーニュースアプリのユーザーによる花粉症の症状報告が増加したため、花粉シーズンに入ったと判断しました。
<各地の飛散開始日>
・2月7日
 長崎
スギの雄花は暖かくなると花粉を飛ばし始めます。今冬は1月中旬に暖かな空気が流れ込むタイミングがありました。この影響でスギの雄花の開花が進み、2月に入って晴れて少し寒さの緩んだタイミングで花粉の飛散しやすい状況になったとみられます。

三連休明けから九州では「やや多い」日も

今週は弱いながらも冬型の気圧配置になる日が多いため気温は低めですが、三連休明けは一時的に気温が上がる予想です。このタイミングで西日本や東日本ではスギ花粉の飛散しやすい状況になる可能性があります。
福岡など九州では花粉飛散予想が「やや多い」ランクとなる日がある予想です。花粉症対策を行うようにしてください。

飛散ピークはスギ花粉が2月中旬〜3月中旬

飛散ピーク予想(スギ花粉・ヒノキ花粉)

西日本や東海、関東では暖かくなってくる2月中旬から、北陸や東北南部では2月下旬、東北北部では3月に入ってからスギ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。
3月後半になるとスギ花粉の飛散は徐々にピークを越えて、西日本からヒノキ花粉の飛散が増えてきます。
3月中旬から4月中旬にかけて西日本や東日本を中心にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。気温が高めに推移すると予想よりもピークが早まる可能性があるため、ヒノキ花粉に敏感な方はご注意ください。
北海道でシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬〜5月中旬の予想で、ちょうどゴールデンウィークと重なる可能性があります。

花粉シーズンについて

ウェザーニュースでは、全国に約1000台設置した独自の花粉観測機「ポールンロボ」の花粉検知や、ウェザーニュースアプリのユーザーからの花粉症症状の報告をもとに、「花粉シーズン」の発表を行っています。
※花粉シーズン開始判断の目安
・花粉が飛びそうな日に、各都道府県で3割以上のポールンロボが2日以上10個を上回る花粉を観測
・ユーザーの花粉症症状、周辺の研究機関や病院などのダーラム観測データ
以上を参考に総合的に判断しています。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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