寒気ピーク 太平洋側にも雪雲 北風が冷たい

2020年2月9日(日)8時5分 tenki.jp

今朝は高知で初雪を観測するほど、上空の寒気の流れ込みが強くなっています。きょうの午後には寒気が次第に緩むものの、日本海側では断続的に雪が降るでしょう。晴れる太平洋側はきのうよりもグッと寒くなり、北風がとても冷たいでしょう。

太平洋側にも雪雲 高知で初雪

きょうは冬型の気圧配置となっていて、上空には強い寒気が流れ込んでいます。ー6度以下の寒気が四国付近まですっぽり覆うほどの強い寒気です。北海道や東北、北陸、関東甲信の山沿いなどでは断続的に雪雲が流れ込み、長野県野沢温泉村ではたった3時間で20センチ以上もの雪が降りました。また青森県の酸ケ湯では昨夜、積雪が今シーズン初めて3メートルを超え、きょうになってさらに積雪が増えています。また、今朝は高知で初雪を観測するなど、太平洋側にも雪雲が流れ込んでいます。

寒気は午前中がピーク

この強い寒気の流れ込みは午前中がピークで、午後になると次第に弱まる見込みです。午後は雪の降る範囲は次第に狭くなりますが、北海道や東北、北陸では夜にかけても雪の降る所が多いでしょう。大雪に注意が必要です。一方、関東から九州にかけて、太平洋側を中心に晴れる所が多いですが、北よりの風が強まるでしょう。

全国的に真冬並みの寒さ 北風も冷たい

今朝は北海道や東北北部で今シーズン一番の冷え込みをさらに更新している所が多くなりました。北海道の上川地方の江丹別では朝の最低気温が-36.0度まで下がり、国内で19年ぶりにー35度以下になりました。日中も各地で真冬並みの寒さになるでしょう。きょうは北海道は全道で真冬日となり、東北でも多くの所で日中も0度に届かない見込みです。きのうは最高気温が10度以上の所が多かった関東から九州も、きょうは10度に届かない所が多くなりそうです。北よりの風が強まるため、気温よりもさらに寒く感じられるでしょう。さらに空気の乾燥した状態も続きますので、体調管理には十分にお気をつけください。

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