東京都心は5cm以上の降雪確率低い 大雪は関東甲信の山沿いが中心

2023年2月9日(木)16時0分 ウェザーニュース

2023/02/09 15:56 ウェザーニュース

明日10日(金)は南岸低気圧の通過に伴い、東京都心を含む関東の広い範囲で雪が予想されます。東京都心などは一時的に雪の積もる可能性はあるものの、大雪になる確率は低い状況です。影響は山沿いが中心になるとみられます。

東京都心は5cm以上の降雪確率5%未満

複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成したウェザーニュースによる降雪確率予測によると、左側の1cm以上の雪の確率が東京23区の広い範囲で25〜50%の水色の領域である一方、右側の5cm以上では色の塗られていない5%未満の所が大部分になっています。
このことから、雪の時間が少し長引いて多少の積雪増加はあったとしても、5cmを超えるような大雪の可能性は非常に低いということが言えます。
同じ東京でも多摩西部は5cm以上の降雪確率が50%以上と高く、北部の山沿いや甲信地方は75%以上と高い確率です。特に甲信地方では30cm以上の雪が降る確率が50%を超えている地域もあり、大雪警報が発表されるレベルの積雪となるおそれがあります。
5cm以上の降雪確率が高い地域では、しっかりと雪への備えを行うようにしてください。

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