土木局でも不正漏洩疑い 兵庫県警、別の市職員も逮捕 西宮官製談合

2月12日(火)13時1分 産経新聞

 兵庫県西宮市上下水道局の職員が市内の業者に非公表の入札情報を漏らしたとされる官製談合事件で、市土木局に所属する別の職員も、この業者に価格情報を漏洩(ろうえい)したとして、兵庫県警捜査2課は12日、官製談合防止法違反の疑いで、市土木局道路建設課副主査、瀬戸亮太容疑者(32)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。容疑を認めているとみられる。

 行政機関が捜査対象となった官製談合事件で、部局をまたがる形で複数の職員が強制捜査を受けるのは異例とみられる。

 捜査関係者によると、今回、情報漏洩の疑いが持たれているのは、土木局道路建設課が設計した市立満池谷(まんちだに)墓地の法(のり)面補強工事。瀬戸容疑者は昨年8月21日の入札執行前に、非公表の価格情報を同市柳本町の土木建設会社「大喜建設」技術管理部長の竹本元計(もとかず)容疑者(51)=別の公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕=に不正漏洩した疑いが持たれている。

 市が公表した入札結果によると、工事の予定価格は4600万8千円。応札額が下回れば失格となる最低制限価格が4073万9600円だったのに対し、同社の落札額は4073万9800円と、わずか200円しか差がなかった。

 これまでの調べでは、県警は市が平成29年に発注した下水管工事で、同社側に設計金額を不正に漏らしたとして、官製談合防止法違反の疑いで、市上下水道局下水建設課副主査、広瀬大輔容疑者(35)を1月29日に逮捕。また、同容疑者から伝えられた設計金額をもとに最低制限価格を算出し、同価格を約4万円上回る約2億5千万円で工事を落札したとして、竹本容疑者ら同社幹部2人も公契約関係競売入札妨害の疑いで同日逮捕している。

産経新聞

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