韓国国会議長発言に政府が3度の抗議 「甚だしく不適切」

2月12日(火)19時3分 産経新聞

衆院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=12日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

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 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、慰安婦問題について天皇陛下による謝罪で問題が解決するとした韓国国会の文喜相議長の発言について「本当に驚いた。直ちに外交ルートを通じ、甚だしく不適切な内容を含み極めて遺憾だと厳しく申し入れた」と述べ、韓国側に抗議するとともに謝罪と撤回を求めたことを明かした。

 政府は8日に外務省の局長級で、9日には長嶺安政駐韓大使が韓国外務省第1次官に抗議した。さらに、12日も外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が在日韓国大使館の金敬翰次席公使を同省に呼び、改めて抗議している。

 菅義偉官房長官は記者会見で、日本側が謝罪と撤回を求めたことに対し、韓国側から「早期の日韓関係改善を願う文氏の思いから出たものであり、報道のされ方は本意ではなかった」との説明があったと語った。

 河野太郎外相は衆院予算委で「(文氏の発言は)到底受け入れられない。極めて無礼な発言だ」と批判した上で、「韓国側が誠意を持った対応をすると期待している」と語った。

 河野氏は10日、訪問先のフィリピンで「発言には気を付けていただきたい」などと苦言を呈していた。

 また、公明党の山口那津男代表も12日の記者会見で「どういう思いで発言したのか定かではないが、天皇陛下の謝罪を求めるというのはいかがなものか」と不快感を示した。

 文氏は米ブルームバーグ通信のインタビューで、慰安婦問題をめぐり、天皇陛下は「戦争犯罪の主犯の息子ではないのか」と指摘。「そのような人が、高齢の元慰安婦の手を握り本当に申し訳なかったといえば、これを最後に問題は解決する」と述べた。

産経新聞

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