全国週間 明日13日以降は春本番の暖かさ 15日の雨の後は気温急降下 寒暖差注意

2024年2月12日(月)16時37分 tenki.jp

明日13日(火)以降は気温がグンと上がって、15日(木)にかけては春本番の暖かさになるでしょう。15日(木)は全国的に雨で、北日本と東日本を中心に荒れた天気になりそうです。雨の後は寒気が一時的に流れ込むため、寒暖差が激しいでしょう。体調管理にお気をつけください。

明日13日(火) 春本番の暖かさ 服装でうまく調節を

明日13日(火)は、本州付近は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れるでしょう。
この時期としては暖かい空気が流れ込み、最高気温は平年より大幅に高くなりそうです。東北南部や北陸、関東甲信から九州にかけては、15℃以上の所が多く、4月上旬並みになる所もあるでしょう。春本番の暖かさになり、日中は厚手のコートが邪魔になるくらいです。朝晩は空気がヒンヤリしますので、お出かけは脱ぎ着のしやすい格好の方が良さそうです。

15日(木)は全国的に雨 北・東日本を中心に荒れた天気

明後日14日(水)は午前は広い範囲で晴れますが、前線が近づくため、天気は西からゆっくりと下り坂です。午後は次第に雲が広がり、九州など早い所では次第に雨が降り出すでしょう。
前線に向かって、暖かい南よりの風が吹くため、日中は気温がグンと上がるでしょう。最高気温は北陸でも18℃くらい、東北でも15℃を超えて、4月中旬並みの予想です。朝晩と昼間の気温差が大きくなりますので、服装でうまく調節してください。
15日(木)は、日本付近を前線を伴った低気圧が通過する見込みです。九州から東北は雨で、北海道では雪が降るでしょう。九州では雨脚が強まり、北日本では降水量が多くなる可能性があります。
全国的に南よりの風が強まり、北日本や東日本を中心に荒れた天気になるでしょう。春一番が吹く可能性もあります。強風にご注意ください。
※春一番とは、立春から春分までの間に初めて吹く、暖かい南よりの強い風のことです(北海道や東北、甲信、沖縄は発表なし)。
前線が通過した後は北よりの風に変わって、寒気が流れ込んでくるでしょう。15日(木)の午後は気温が急降下し、夜はグッと冷えるでしょう。昼間の暖かさとは一転して、北風がよりいっそう体感温度を下げそうです。服装選びにご注意ください。

雨を境に寒気流れ込む 寒暖差に注意

16日(金)は天気が回復して、東北から九州では日差しが戻るでしょう。ただ、日中は気温の上がり方が緩やかで、平年より低い所が多くなりそうです。15日(木)との気温差が大きくなりますので、服装でうまく調節しながら、体調管理にお気をつけください。
ただ、寒気は一時的で、18日(日)は再び季節先取りの暖かさになりそうです。19日(月)は関東や北陸で20℃を超える所があるでしょう。北海道でも10℃を超えて、2月としては記録的な暖かさになる可能性もあります。積雪の多い所では、雪解けによるなだれや、屋根からの落雪、道路の冠水などにご注意ください。

急な雪解け 注意点は

暖かくなることで心配されるのが雪解けによる災害や事故です。積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。
①雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
②気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

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