西日本はすでに20℃近い所も 気温上昇で花粉と融雪に注意
2021年2月13日（土）11時55分 ウェザーニュース
2021/02/13 11:54 ウェザーニュース
今日13日(土)の日本付近は、三陸沖に進んだ高気圧の周囲を吹く南東からの暖かな風によって、全国的に気温が高くなっています。風が山越えとなっている九州北部や大阪周辺などは気温の上昇ペースが早く、午前中の段階で15℃を大きく超える暖かさです。
11時30分の各地の気温は東京が12.2℃、大阪は16.9℃、福岡は17.8℃まで上がっています。北日本でも気温は上昇し、東北の大部分と北海道の道南、道央はすでに0℃を超えてきました。札幌は3.2℃です。
西日本、東日本は花粉 北日本は融雪に注意
13日(土)の天気と気温
午後にかけてはさらに気温が上がり、東京は15℃、大阪が19℃、福岡で20℃など昨日を上回る春本番の暖かさです。
これだけ暖かくなると、スギ花粉の飛散が心配されます。ウェザーニュース会員からの花粉症の症状報告によると、関東ではすでに3割を超える方に症状が出ており、外出時や換気を行う際は、花粉に気を使う必要があります。
また、北日本は秋田は10℃、札幌で6℃まで上がる予想で、雪の残っている地域では急速に融雪が進む見込みです。
車を運転される場合はぬかるみや路面状況の悪化による事故に要注意です。雪かきや雪下ろしの際は屋根からの落雪に、山間部では雪崩などにも注意をしてください。
