九州から東北で20℃前後の暖かさ 明日は北から寒さが戻る
2024年2月14日（水）14時20分 ウェザーニュース
2024/02/14 14:10 ウェザーニュース
今日14日(水)も全国的に季節外れの暖かさが続いています。西日本から東北の広い範囲で20℃前後まで上がり、4月並みの陽気の所が多くなりました。
札幌は2月として史上初の2日連続10℃超
日本列島に晴天をもたらしている高気圧は、次第に東へを離れています。高気圧の周囲を吹く風が南から暖かな空気を送り込んで、昨日に引き続き全国的に季節外れの陽気です。
西日本から東日本、東北の太平洋側は沿岸部を中心に軒並み15℃を上回り、一部では20℃を超える暖かさになりました。14時00分までの最高気温は鹿児島県肝付町・内之浦で23.2℃まで上昇。千葉県鴨川市でも20.9℃まで上がっています。
東京都心は4月上旬並みの18.2℃と昨日よりも上がって今年最高をさらに更新し、仙台市は4月下旬並みの18.4℃を観測。札幌市は10.8℃まで上がって、2月としては観測史上初めて2日連続で10℃を超えました。
北海道は寒さ戻る 夜は日本海側で気温低下
明日15日(木)は前線の南下によって北から寒さが戻ります。北海道はここ数日のようには気温が上がらず、札幌市の最高気温は今日に比べて9℃も低い2℃の予想です。一気に寒くなる上、雪も降りますので体調を崩さないようご注意ください。
西日本や東日本、東北南部は引き続き暖かな空気に覆われるため季節外れの陽気が続く見込みです。最高気温は東京都心が今日よりもさらに高い19℃、大阪市は日差しが届かないにもかかわらず、16℃まで上がる予想となっています。
ただ、夜は日本海側からぐっと気温が下がり、朝よりも低い所が多くなりますので、帰る時間に合わせた服装選びが必要になります。
