井山棋聖、AI流の布石で序盤ゆったりと…棋聖戦第4局1日目終了

2月14日(金)18時47分 読売新聞

 囲碁界の最高位を争う第44期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖(30)と挑戦者・河野臨九段(39)の第4局が14日午前9時、福岡県太宰府市の九州国立博物館で始まり、午後4時30分、井山棋聖が72手目を封じて1日目を終えた。

 井山棋聖の3連勝で迎えた本局は、AI(人工知能)流の布石で序盤はゆったりとした進行になった。右上隅から石が競り始め、河野九段が黒石を捨てる作戦を取ったため、井山棋聖は大きな実利を得た。続いて戦いは左上に移り、上辺の白石の逃げ出しを図る展開になった井山棋聖が、長考の末に封じた。

 解説の山田規三生九段は「上辺の戦いがどう収束するのか、善悪の判断が難しそうだ。この戦いが一段落すれば、右下や下辺に戦線が拡大していくだろう」と話している。

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