<愛媛県>岡山理科大獣医学部に3年31億円支援 加計問題

2月15日(木)13時49分 毎日新聞

来春の新設が決まった加計学園の岡山理科大獣医学部=愛媛県今治市いこいの丘で2017年12月、松倉展人撮影

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 学校法人「加計学園」(岡山市)が今治市に今春開学する岡山理科大獣医学部について、愛媛県は15日、今年度から3年間で計約31億円を支援すると発表した。初年度分として、今治市への補助金約14億円を今年度補正予算案に盛り込んだ。22日開会の県議会に提出する。


 県は今治市とともに2007年から獣医学部の誘致に取り組んできた。市は学園が示した校舎建設費約192億円の半額までの補助を決め、その3分の1(約32億円)を上限とする支援を県に要請。市が設置した第三者委員会も今年1月、金額は妥当と判断した。


 県は補助対象の範囲について、材料など約6万項目を精査。高級木材を県産木材に置き換えて材料費を計算したほか、学園名入りの看板などを「PR性が高い」と除外するなどした結果、補助の対象となる建設費は約186億円と結論付けた。その6分の1を今治市を通じて補助する。


 中村時広知事は15日の記者会見で「行政のものさしに合わせ、精査した。獣医師が育ってくれることを期待したい」と話した。


 岡山理科大のホームページによると、獣医学部の入学定員は200人(獣医学科140人、獣医保健看護学科60人)。既に実施した推薦を含む入学試験の合格者数は計326人で、受験者数(センター試験利用は志願者)計1738人に対する倍率は5.3倍に上った。今月19日に前期試験の一部、3月22日には後期試験が実施され、最終的な入学者数が決まる。【成松秋穂、松倉展人】

毎日新聞

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