所有者不在の空き家を撤去 群馬・大泉町が初の行政代執行

2月15日(木)12時43分 産経新聞

群馬県大泉町で始まった空き家の撤去作業=13日、同町仙石(平田浩一撮影)

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 群馬県大泉町は、老朽化により倒壊などの危険性が高まっているとして、同町仙石にある所有者不在の空き家を行政代執行で撤去する作業を開始した。平成27年に施行された「空き家対策特別措置法」に基づく撤去で、町では初めて。県内でも3例目という。

 対象となった空き家は、同じ敷地内に建つ昭和41年と45年建築の木造の平屋と2階建て(延べ計約106平方メートル)。平成15年に所有者が死亡したが、相続されず、26年以降は老朽化により屋根の部分陥没や外壁の一部が崩落するなどのトラブルが確認されていた。

 このため町は調査などを重ね、昨年5月に同法に基づき、倒壊の恐れなどの危険がある「特定空き家」と判定。相続人全員が相続を放棄したことから、行政代執行により撤去することとなった。

 町職員ら約15人が13日午前10時すぎから、敷地内に立ち入り、作業の支障となるがれきなどの撤去作業を開始。約1カ月間かけて空き家を解体する。撤去費約310万円は町が支払い、選任された相続財産管理人に請求するとしている。

 町建築課によると、現在、町内には約200軒の空き家があるという。このうち特定空き家と判定されたのは今回の建物だけとしている。

産経新聞

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