来週は1週間近く寒気が居座る 寒さ厳しく日本海側は大雪に

2025年2月15日(土)11時20分 ウェザーニュース

2025/02/15 10:48 ウェザーニュース

来週は1週間近く日本列島の上空に寒気が居座る予想となっています。全国的に真冬の寒さになる日が多く、日本海側は大雪への警戒が必要です。

来週は日本列島が寒気に覆われる

来週の17日(月)は大陸から次第に寒気が流れ込んできます。
18日(火)には上空1500m付近で−6℃以下の、降水があれば平地で雪になる目安の寒気が日本列島のほぼ全域を覆う見込みです。寒気のピークとなる19日(水)は大雪をもたらすことがある−12℃以下の寒気が東北南部から北陸付近まで南下する予想となっています。
前回のいわゆる「立春寒波」に比べると西日本への寒気の南下はやや弱く、東日本や北日本では匹敵する強さです。

北海道から山陰では連日のように雪

来週は日本海側の各地で雪の降る日が続きます。北日本から北陸を中心に断続的に強い雪が降って、積雪が大きく増える予想です。
17日(月)から18日(火)夜にかけての積雪の増加量は北陸の山沿いで50cmを超えるとみられます。雪の降る期間が長いため山沿いを中心に100〜200cmほど積雪が増加してもおかしくありません。前回の寒波による影響が残っている所に再び大雪となるため、雪崩や落雪、家屋倒壊などのリスクが高まる見通しです。
また、コンピューターシミュレーションの計算ではJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が山陰や近畿北部など西日本の日本海側を指向しています。平野部や一部太平洋側でも雪の強まる可能性があるため今後の情報に注意をしてください。
関東など晴れる地域でも最高気温が10℃の届かない日が多く、北西の季節風も加わるため真冬の寒さが続く見込みです。

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