東北 記録的大雪 土日は再び大雪に

2018年2月16日(金)13時53分 tenki.jp

東北地方では、12日から14日にかけて、北部や日本海側を中心に記録的な大雪になりました。13日には、山形県大蔵村肘折で最深積雪が445センチに達しました。これまでの記録を31センチも上回り、歴代1位となりました。このあと、17日土曜日から18日日曜日にかけて、発達する低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、東北地方の北部や日本海側を中心に再び大雪や暴風雪のおそれがあります。

17日未明から18日 暴風雪に警戒

17日は、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら東北地方に近づく予想です。このため、未明には日本海側から広く雪が降り出すでしょう。局地的に雷を伴って降り方が強まるおそれがあります。日本海側や北部の海上では、風が非常に強まり、大しけとなるでしょう。前線の通過後、17日午後から18日にかけて強い冬型の気圧配置となり、上空5000m付近に氷点下42度以下の強い寒気が流れ込む予想です。日本海側や北部を中心に暴風雪のおそれがあり、降雪量も多くなりそうです。交通機関などへの影響のおそれがありますので、週末にお出かけを予定されている方は、気象情報や交通情報をこまめに確認してください。
記録的な大雪になった東北地方ですが、週末は、さらに雪が積もりそうです。
引き続き、なだれや除雪作業中の事故、屋根からの落雪などには十分にご注意ください。

2月後半も冬型の気圧配置が多い

最新の資料によりますと、2月後半も、北日本を中心に冬型の気圧配置になり寒気が流れ込む日が多くなる予想です。このため、東北地方では、平年より気温の低い日が多く、日本海側を中心に平年に比べて雪の降る日も多くなるでしょう。降雪量も平年より多い見込みです。2月中は、この先も、除雪作業中の事故や路面凍結による交通障害など、気を抜けない日が多くなりそうです。

春の足音 3月前半は平年より暖かい日

3月に入ると、南から暖かい空気を運んでくる低気圧と移動性高気圧が、短い周期で交互に通過する予想です。冬型の気圧配置になる日はだんだんと少なくなるでしょう。このため、気温も平年並みか平年より高い日が多い見込みです。ただ、大陸北部から北日本に近づいてくる低気圧や南岸低気圧が東北地方に近づくタイミングと、寒気の流れ込みの状況よっては、春の大雪になる可能性もあります。今後も気象情報から目が離せない日々が続きそうです。
最新の気象情報はtenki.jpでご確認ださい。

17日9時の予想天気図 16日9時発表

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