富士山は裾野まで雪化粧 関東各地からくっきり見える

2023年2月16日(木)9時30分 ウェザーニュース

2023/02/16 09:22 ウェザーニュース

今日16日(木)の関東は朝からほとんど雲のない青空です。冬の乾いた冷たい空気が残っているため見通しが非常に良く、各地から富士山がはっきりと見えています。

富士山の南側に雪が多い

富士山周辺では南岸低気圧が通過した13日(月)に加え、14日(火)も静岡県側を中心に降水がありました。強い寒気が南下していたこともあって、裾野まで雪化粧をしています。
今日は富士山周辺に雲はなく、朝から快晴となっている関東各地から富士山の姿が見えるほどの視界の良さです。東京都心の視程は9時の時点で40kmでした。(視程:水平方向にある程度の大きさの目標が見通せる距離)
神奈川県横浜市で撮影された富士山の写真を見ると、写真の左にあたる南側に雪が多く積もっている様子が良くわかります。

午後は湿度20%台まで低下する所も

東京都杉並区からの富士山

富士山がくっきりと見えるほど視界が良いのは、空気中の水蒸気が少ないためです。14日(火)頃から日本列島の上空に流れ込んだ冷たく乾いた空気が残っています。
9時までの最小湿度は千葉県鴨川市で34%、神奈川県藤沢市・辻堂で35%などすでに30%台まで低下している所があり、千葉市で40%、横浜市でも41%まで下がってきました。
午後にかけてはさらに湿度が下がるとみられ、20%台の所もある予想です。関東の1都6県には乾燥注意報が発表されています。火の取り扱いには十分に注意をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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