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<てんかん事故>偏見に苦しむ患者 業務で運転禁止も

毎日新聞2月17日(金)13時32分

 運転中のてんかんの発作が原因とされる死傷事故が起きるたび、「てんかん=危険」と結びつける偏見に苦しむ患者は少なくない。


 京都府の男性(41)は2年前、就職が決まった住宅設備の販売会社にてんかんの持病を告白した。採用担当者から「営業中に事故が起きたら困る」と言われ、内定を急きょ取り消された。直後に訪ねたハローワークでも、窓口の職員に「てんかんは採用されにくいから、言わない方がいい」と助言された。


 男性は2012年11月、電車で移動中にけいれんを起こし、意識を失った。救急車で搬送され、医師にてんかんと診断された。今も朝晩の抗てんかん薬の服用が欠かせないが、この時から発作が起きたことはない。運転免許証の更新も認められている。


 だが、再就職先の上司からも業務で車を運転することは禁じられている。男性は「まじめに病気と向き合っているのに、つらい」と嘆いた。


 脳外科医の加藤天美(あまみ)・近畿大教授によると、患者の7〜8割は適切な治療や投薬、睡眠時間の確保といった体調管理の徹底で発作は抑えられる。加藤教授は「間違った知識による偏見で患者が理不尽な思いをしないよう、社会の理解が進む仕組みづくりが大切だ」と話した。【原田啓之】

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データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア