警視庁災害対策課が考案 キッチンペーパーで作る「簡易マスク」とは

2020年2月17日(月)5時55分 ウェザーニュース


2020/02/17 10:06 ウェザーニュース

国内で感染ルート不明の新型コロナウイルスの感染が複数報告されています。新型肺炎対策は、感染予防と医療体制の拡充という次の段階に入ったといえます。しかし、感染予防にマスクをしようと思っても、品切れで入手できないことも。そこで、簡単にできる「手作りマスク」を紹介します。

警視庁災害対策課が考案

「キッチンペーパーで簡易マスク」をツイッターで公開しているのは警視庁災害対策課です。用意するのは。キッチンペーパー、ホッチキス、輪ゴムだけ。どこの家庭にもある材料で作ることができます。

【簡易マスクの作り方】
(1)キッチンペーパーを切れ目に沿って破り、幅1.5cmで蛇腹折りにする
(2)折ったキッチンペーパーの両端に輪ゴムを当てて、ホッチキスで止める
(3)折ったキッチンペーパーを広げ、両端の輪ゴムを耳にかける
(4)人によって顔の大きさが違うので、輪ゴムを止める位置で調整する

せき・くしゃみの人はマスクを

マスクがコビッド19(COVID-19、新型肺炎)の感染予防にどれほど効果があるか疑問視されています。警視庁災害対策課も、簡易マスクは「密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます」と性能が限定的なことを認めています。
しかし、せき・くしゃみなどの症状がある人は、マスクをすることが推奨されています。もしコビッド19やインフルエンザに感染している場合、マスクをすると飛沫が周囲に飛び散ることを防ぐからです。

花粉症の人も使える簡易マスク

健康な人もマスクをすることで鼻や口から吸入するウイルス量を減らしたり、顔や口を直接触らないようになるので、感染予防のリスクを減らすとも言われています。また、花粉症でマスクが必要なのに、手に入らない人もいるでしょう。そんな人もこの手作り簡易マスクを使えます。
ドラッグストアなどでマスクが売り切れていて入手できない場合は、警視庁考案の簡易マスクを手作りしてみてはどうでしょうか。


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