週明けは春本番の暖かさ 週後半は気温急降下で真冬の寒さに

2024年2月17日(土)18時15分 ウェザーニュース

2024/02/17 18:12 ウェザーニュース

これから週明けにかけては全国的に気温が上がり、春本番の陽気となります。
ただ、来週後半には気温が急降下して、真冬の寒さに逆戻りする見通しです。寒暖差が非常に大きい一週間となるため、注意してください。

東京や大阪も20℃予想

この週末は、移動性の高気圧が北日本から日本の東の海上へ進みます。高気圧の縁を沿うように南西から暖かな空気が流れ込み、西から気温が上がってきました。
週明け19日(月)には日本海に前線や低気圧が進み、暖かな空気の流れ込みが顕著になります。再び季節先取りの暖かさになって、最高気温は西日本や東日本で20℃前後となるところが多い予想です。
低気圧に向かって吹く南風が強まり、関東から九州では花粉が非常に飛びやすくなります。特に気温が上がり雨の降らない関東では、大量飛散にお気をつけください。
北日本も気温が高く、19日(月)の札幌は13℃と、2月としての過去最高気温を更新する可能性があります。積雪地域では雪崩や融雪災害に注意が必要です。

週後半の北海道は真冬日に

来週後半になると気温は一気に下がって、真冬並みの寒さが戻るとみられます。
20日(火)〜22日(木)頃は本州付近に前線が停滞し、段々と南下します。北の地域から前線の北側に広がる冷たい空気に覆われるようになるため、21日(水)頃から全国的に気温が下がる予想です。
札幌市は最高気温が氷点下となり、4月並みの暖かさから真冬日に急変します。週明けに20℃を予想している東京都心や大阪市も、22日(木)は一桁の予想です。しばらく暖かな日が続いた後ですので、余計に寒く感じる可能性があります。
真冬並みの寒さは三連休も続く見通しです。この先しばらくは気温変化が非常に大きくなります。日々の気温に合わせて服装を選んだり、室内環境を整えるなどして、体調を崩さないようお気をつけください。

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