鳥取砂丘も真っ白 九州から北海道で今季一番の降雪量

2020年2月18日(火)17時3分 tenki.jp

今回の大雪で、九州から北海道にかけて、この冬一番の降雪量となったところも多くなりました。鳥取砂丘では一面銀世界となり、同じ鳥取県の大山では、18日午後4時までの48時間に80センチの降雪量を観測しました。各地でどれくらいの雪が降ったのか見ていきましょう。

九州から北海道日本海側 各地でこの冬一番の降雪量を観測

17日から18日にかけて冬型の気圧配置が強まり、日本列島にはこの冬一番の寒気が流れ込みました。この影響で、九州から北海道の日本海側で断続的に雪が降り、各地で今シーズン一番の降雪量を観測しました。
暖冬傾向が続いていたこの冬の日本列島、特に西日本では、この冬初の大雪となったところも多くなりました。

鳥取県大山で48時間降雪量80センチ、鳥取砂丘は白銀の世界に

18日午後4時までの48時間に、全国で最も雪が降ったのは鳥取県の大山で、80センチの降雪量を観測しました。また、同じ鳥取県内の鳥取市では11センチの降雪量を観測し、市内の鳥取砂丘では一面白銀の世界が広がりました。
(写真提供:公益社団法人鳥取県観光連盟 https://www.tottori-guide.jp/)

そのほか、18日午後4時現在、48時間に降った雪の量が今シーズン一番となった主な地点は以下の通りです。
<48時間で降った雪の量>
熊本県南阿蘇村 5センチ
広島県北広島町八幡51センチ
兵庫県香美町香住 19センチ
福井県大野市九頭竜 31センチ
岐阜県白川村 37センチ
青森県大間町 40センチ
北海道大樹町 45センチ

19日朝は凍結注意 通勤・通学は時間に余裕をもって

大雪をもたらしたこの低気圧は、今夜18日夜には日本の東に進んで遠ざかり、次第に冬型の気圧配置は弱まるでしょう。北陸から北海道にかけては、あす19日の朝まで雪雲がかかるところがありそうです。
また、雪が止んだ近畿から九州にかけての地域では、あす朝の最低気温はこの時季らしい寒さで氷点下近くまで下がるところが多く、雪が解けずに残ったり、凍結したりするおそれがあります。通勤や通学の際は、お時間に余裕をもってお出かけください。また、車を運転される方は、この後の引き続き厳重な注意をお願いします。

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