「週間花粉情報」九州で多く飛ぶ日も 東京都内も飛散開始 ピークはいつから?
2022年2月18日(金)6時38分 tenki.jp
九州や東京都内ではスギ花粉が飛散開始となりました。この先1週間は九州では花粉の飛散量が「やや多い」または「多い」日があるでしょう。中国、四国から関東は「少ない」ですが、そろそろ対策をなさった方が安心です。
この先1週間の花粉飛散は?
2月に入ってからの寒気の影響で、飛散開始※が遅れている所もありますが、九州地方全域で2月9日〜14日にかけてスギ花粉の飛散が始まりました。また、東京都内でも2月15日にスギ花粉の飛散開始となりました。(※飛散開始日とは、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日のことです。)
この先、九州では20(日)から花粉の飛散は「やや多い」予想で、24日(木)は「多く」飛ぶでしょう。花粉症の方はしっかりと対策をなさってください。中国、四国〜関東は「少ない」予想ですが、花粉が飛び始めています。今シーズンはまだ症状のでていない方もそろそろ対策を始めた方が良さそうです。
ピークは?
スギ花粉飛散のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢や仙台は3月上旬から下旬、東京では3月中旬から下旬となるでしょう。ピークの開始が例年よりやや遅くなる所がある見込みです。
スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークが始まります。福岡や高松では3月下旬から4月上旬、広島では4月上旬の見込みです。大阪や名古屋、東京では4月上旬から中旬にヒノキ花粉の飛散のピークとなり、時期はほぼ例年並みでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。