週明けは再び冬型気圧配置が強まる 日本海側は大雪や吹雪に注意

2023年2月19日(日)17時30分 ウェザーニュース

2023/02/19 16:55 ウェザーニュース

今日2月19日(日)は全国的に暖かくなりましたが、明日20日(月)からは再び冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下します。
週明けは全国的に冬の寒さに戻り、日本海側は大雪や積雪急増・吹雪となるおそれがあるため注意が必要です。

山沿いを中心に積雪増加

明日20日(月)の日中から寒気が次第に南下し、明日の夜から明後日21日(火)が寒気の流れ込みのピークとなる予想です。平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、日本列島の大部分を覆い、さらに強い−12℃以下の寒気が北日本から北陸まで流れ込んできます。
冬型の気圧配置が強まり、北海道から山陰にかけての広い範囲で雪が予想されます。北海道と東北日本海側、北陸では局地的に雪が強まり、内陸部や山沿いを中心に短時間での積雪急増に注意が必要です。
山間部ではさらに50cm以上積雪の増加する所がある予想で、一度雪解けが進んだ後に新たな雪が積もり雪崩のリスクが高まります。強い雪が降ることで路面状況の悪化も懸念されますので、注意が必要です。

風も強く吹雪のおそれ

冬型の気圧配置が強まることで、天気図を見ると日本付近では縦縞にならぶ等圧線の間隔が狭くなることがわかります。これは気圧の傾きが大きいことを示し、この影響で全国的に北風が強く吹く見込みです。
北日本や北陸では最大瞬間風速が25m/s前後に達する可能性があり、吹雪による見通しの悪化に注意が必要です。
日差しの届く太平洋側も冷たい風が強く吹き、厳しい冬の寒さが戻りそうです。

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