関東は沿岸部で強い南風 羽田〜千葉の境界線で風速と気温がわかれる

2023年2月19日(日)11時30分 ウェザーニュース

2023/02/19 11:32 ウェザーニュース

今日2月19日(日)は寒冷前線が本州を通過中で、関東南部の沿岸では朝から南西の風が強く吹いています。
11時現在、東京都大田区〜千葉市付近を境界線としてこれよりも南側で風が強く吹いていて、東京都心など北側では風が弱く気温もあまり上がっていない状況です。
境界線が北上し、強い風の範囲が東京都心にも到達すれば、春一番の発表される可能性があります。

海沿いでは春一番を感じさせる強風

午前中は房総半島や東京湾の沿岸部で南西の風が強く吹いています。横浜では10時過ぎに24.8m/sの最大瞬間風速を観測しました。
ウェザーニュースアプリのユーザーに「春一番が吹いたと感じるか」回答を募ったところ、はっきりと境界線がわかれました。

南西風の強いエリアでは気温が上がり、横浜では19℃を超えています。千葉県や神奈川県沿岸では春一番を感じさせる天気となっています。
一方、少し内陸に入ると弱い北風になっています。東京都心でも風は穏やかで、気温も10℃を少し超えたくらいです。しかし羽田では最大瞬間風速が20m/s以上を観測し、都内でも風の強弱に大きな差が出ています。

交通に影響がでるおそれも

午後にかけても、沿岸部では南西の強い風が続きます。瞬間風速25m/s以上の暴風となる所もある見込みで、飛来物などに注意が必要です。電車など交通機関に影響の出る心配もあるため、最新の情報をご確認ください。
強風が陸側に広がり東京都心でも風が強まれば、春一番の発表される可能性があります。昨日から今日にかけては、九州北部地方や四国地方で春一番の観測が発表されました。

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