週間天気 今週は前線停滞で季節外れの長雨 気温変化に注意

2024年2月19日(月)5時50分 ウェザーニュース

2024/02/19 05:29 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・明日20日(火)にかけては高温傾向
・今週は前線停滞 季節外れの雨量か
・週中頃からは再び冬の寒さに

今週前半は全国的に気温が高めですが、週後半は各地で冬の寒さが戻ります。また、今週はこの時期にしては珍しく長雨となり、雨の強まるおそれがあります。

明日20日(火)にかけては高温傾向

日本の東から南に張り出す高気圧の影響で、日本付近には暖かい空気が流れ込みやすくなっています。西日本や東日本では明日20日(火)にかけては気温が高く、東京都心では明日の予想最高気温は22℃まで上がる見込みです。日差しが乏しくても4月中旬並みの暖かさが予想されています。
気温の上昇に伴い花粉の飛散が本格化するところが多く、花粉症対策が必要となりそうです。

今週は前線停滞 季節外れの雨量か

週間予想天気図 20日(火)〜25日(日)

22日(木)にかけては本州付近に前線が停滞し、22日(木)頃には前線上の低気圧が通過する予想です。このため、東北南部から九州は雨や雪の降る日が多くなります。
前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の周辺では雨雲が発達する見込みです。西日本や東日本は広い範囲で雨が強まり、期間を通しての雨量が多くなるおそれがあります。
河川の増水や土砂災害、雪が残る地域では雪崩や融雪洪水などに厳重な警戒が必要です。

週中頃からは再び冬の寒さに

前線が南下すると冬の空気に入れ替わるため、気温が下がります。明日にかけては20℃前後だった気温が、週中頃からは一桁台に変わり、朝も冷え込む日が増える見込みです。
真冬の寒さに逆戻りし、寒暖差が非常に大きい一週間となります。気温の急激な変化で体調を崩さないように、服装にも注意してお過ごしください。

能登半島地震 被災地の天気

能登半島地震の被災地では、地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量でも土砂災害が発生するおそれがあります。今週は雨が降りやすい予報ですので注意してください。
また、週後半には真冬の寒さが戻ります。体調管理にお気をつけください。

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