きょう20日の花粉飛散予測 「少ない」予測も油断は禁物 雨上がりは飛散しやすい
2022年2月20日(日)7時11分 tenki.jp
きょう20日(日)は、花粉飛散量は九州から関東で「少ない」見込みです。すでに多くの地域で花粉の飛散は始まっています。「少ない」予測ですが、雨上がりは花粉が飛びやすくなりますので注意が必要です。
「少ない」予測でも油断は禁物
きょう20日(日)は、低気圧が急速に発達しながら北海道付近を進む見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸は雪が降りやすいですが、関東から九州にかけては、日中は天気が回復して晴れ間の出る所が多いでしょう。
きょう20日(日)は、花粉の飛散量は九州から関東で「少ない」予測です。ただ、雨上がりは花粉が飛びやすくなる条件の一つですので、油断なさらずにスギ花粉で症状が出る方は対策をしてお過ごしください。
外出時の花粉対策
花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
②メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。