「2週間天気」前半は冬の嵐と寒さ続く 後半は春の兆しもスギ花粉の飛散に注意

2022年2月20日(日)5時30分 tenki.jp

23日(水)ごろにかけては、北海道から東北の日本海側と北陸は大雪や猛ふぶきに警戒が必要です。ただ、次の日曜日ごろからは、季節が進み春の暖かさを感じる日も出てくる見込みです。

1週目 21日〜27日 日本海側は大雪と猛ふぶきに注意

21日(月)は、北海道の東を発達した低気圧が進む見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸は広く雪が降るでしょう。特に北海道や東北は、非常に強い風が吹くため、暴風や猛ふぶきに警戒が必要です。
22日(火)と23日(水)は、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、北海道から東北の日本海側と北陸は、広く雪が降りそうです。大雪や猛ふぶきになる所もあるでしょう。短い時間で雪の量が一気に増えることもありそうです。交通機関の乱れや着雪、落雪などに注意が必要です。最新の情報を確認するようにしましょう。
北海道から東北の太平洋側も雪雲が流れ込み、山沿いでは大雪の所もありそうです。近畿から九州の日本海側も寒気の影響で、所々で雪が降るでしょう。こちらの地域も注意が必要です。
関東から九州の太平洋側は、広い範囲で晴れますが、最高気温が10度に届かない所が多く、厳しい寒さとなるでしょう。風も強まり、一層寒く感じられそうです。まだまだ、厚手の上着が手放せないでしょう。
24日(木)以降は、冬型の気圧配置が徐々に緩み、日本海側の雪の範囲も次第に狭くなりそうです。最高気温も平年並みくらいになるでしょう。

2週目 28日〜3月5日 天気と気温に春の兆し

2月の終わりから3月に入ると、天気に春の特徴を見ることができます。それは低気圧と高気圧が交互に日本付近を通過するため、2日〜3日の短い周期で天気が変化するようになることです。東京は1日(火)に曇りマーク、3日(木)と4日(金)は傘マークが見られます。
最高気温は、平年より高い日が多く、九州から関東にかけて15度前後まで上がる日もあるでしょう。まだ先ですが、5日(土)は九州から東海で20度近くまで上がる予想です。気温が高くなると、雪が多く残っている地域では、「なだれ」に注意が必要になります。屋根からの落雪や、雪融けによる道路状況の悪化、河川の増水にもご注意ください。また、日中は暖かくても、朝晩は冷えますので、体調管理には注意してください。

暖かくなるとスギ花粉の飛散にも注意

もう一つ注意したいのが「スギ花粉」です。
暖かくなると花粉が飛びやすくなり、スギ花粉のピークを迎える所もあるでしょう。
スギ花粉の飛散ピークは、九州で2月下旬から3月上旬かけて、中国地方や四国、近畿、北陸、東海、東北も、3月上旬になるとピークを迎える所が多くなりそうです。
花粉が飛散しやすい条件は
①晴れて気温が高い日
②空気が乾燥して風の強い日
③雨上がりの翌日
などがあります。
スギ花粉で症状が出るかたは、万全の対策をしてお過ごしください。

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