週間花粉情報 週末は暖かな南風 花粉飛散量ランク上がる 九州や四国は「多い」予想

2022年2月22日(火)16時20分 tenki.jp

週末は、暖かな南よりの風が吹く見込みです。九州から関東の花粉の飛散量は、ワンランク上がる所があるでしょう。九州や四国では「多い」予想です。

週末は暖かな南風が吹く 本格的な花粉シーズンに

23日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置で、強い寒気が流れ込むでしょう。広く冷たい北よりの風が吹き、厳しい寒さが続きそうです。
24日は大陸から西日本付近に高気圧が張り出す見込みです。25日から26日にかけて、高気圧が日本の南から日本の東へ移動するでしょう。風は強めに吹く状態が続く見込みです。風向きは変わります。広く北よりから次第に西よりに変わり、さらに26日には南よりなる見込みです。26日頃に吹く風は、暖かな春の風です。スギ花粉の飛散も本格的になるでしょう。花粉の飛散量は、九州では25日は「多い」予想です。四国も26日から「多い」でしょう。中国地方は25日から27日にかけて、関東は26日から「やや多い」見込みです。近畿や東海、北陸は「少ない」予想ですが、敏感な方は対策をすると安心です。

外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
②メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

tenki.jp

「花粉飛散量」をもっと詳しく

「花粉飛散量」のニュース

「花粉飛散量」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ