北海道 春はぽかぽか、雪解け順調に

2018年2月23日(金)18時30分 tenki.jp

23日、札幌管区気象台は3月〜5月の北海道の3か月予報を発表しました。南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、気温は各地で平年より高い見込みです。降水量はオホーツク海側と太平洋側で平年並みか多く、日本海側はほぼ平年並みでしょう。オホーツク海側と太平洋側では、気圧の谷の影響で3月の降水量が平年より多めの予想となっていますが、4月と5月はほぼ平年並みの見込みです。

北海道3月〜5月の天気傾向

月ごとの詳しい天気

(3月)
日本海側は、平年と同じように曇りや雪、または雨の降る日が多いでしょう。冬型の気圧配置が平年より弱いため、日本海側では寒気の影響で雪が降るのは少なくなりそうですが、気圧の谷などの影響で雨や雪の降る日があるため、降水量はほぼ平年並みとなる見込みです。太平洋側とオホーツク海側は、気圧の谷の影響で平年より天気の崩れる日が多くなるため、晴れる日が少ないでしょう。気温は平年より高く、雪解けが順調に進みそうです。
(4月)
低気圧と高気圧が交互に北海道付近を通過するでしょう。日本海側とオホーツク海側は平年と同じように、数日の周期で晴れたり、雨が降ったりする見込みです。太平洋側も数日の周期で天気が変わり、平年と同様に晴れる日が多くなりそうです。日本の東で高気圧が強まる傾向となるため、高気圧が北海道付近を通過したあと、高気圧の周りをまわって南から暖かい空気が入りやすくなる見込みです。そのため、気温は平年並みか高いでしょう。
(5月)
引き続き、低気圧と高気圧が交互に通過する春の気圧配置となり、高気圧が通過したあとは南から暖かい空気が入る見込みです。各地とも平年と同様に数日の周期で、晴れたり雨が降ったりするでしょう。太平洋側では南から入る湿った空気の影響で海霧がかかりやすくなる時期となってきます。気温は平年並みか高く、ぽかぽかの春となりそうです。

夏は暑くなりそう

23日、札幌管区気象台は、6月〜8月(夏)の天候の見通しを発表しました。太平洋高気圧の日本への張り出しが強くなる予想のため、太平洋高気圧の周りをまわって南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。気温は平年並みか高く、暑い日が多くなりそうです。降水量はほぼ平年並みでしょう。しかし、暖かく湿った空気が流れ込むと山間部を中心に活発な雨雲が発生することがあり、局地的な大雨などが起こる可能性もあります。この夏も、天気の急変などに注意が必要となりそうです。

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