三連休初日は広い範囲で雨や雪 外出には傘が欠かせず

2024年2月23日(金)10時0分 ウェザーニュース

2024/02/23 09:18 ウェザーニュース

三連休初日の今日23日(金)・天皇誕生日は全国の広い範囲で雨や雪が降っています。外出の際は傘が必要な所が多くなる見込みです。

午後にかけて雨や雪が降りやすい

日本列島の南の海上には前線が停滞していて、前線上の関東沖を低気圧が進んでいます。前線は昨日までに比べて陸地から離れたものの、上空の気圧の谷が進んできたため雲は大きく北に広がり、西日本から東日本の広い範囲が朝から雨や雪です。
特に北から冷たい空気が流れ込んでいる関東は平野部でも雪になっている所があります。
これから昼過ぎにかけて雨や雪の降りやすい天気が続き、太平洋側の一部では夕方まで傘が必要な降り方になる見込みです。雨や雪がそれほど強まることはないものの、気温が低いため傘を持つ手がかじかむような寒さになります。雨具とともに手袋などの小物もご用意ください。

北海道は局地的な雪の強まりに注意

北日本は冬型の気圧配置になっているため、日本海側で雪が降りやすくなっています。上空1500m付近に強い寒気が流れ込むことで局地的に雪雲が発達し、9時までの1時間には余市町で5cmの強い雪が降りました。太平洋側の室蘭市周辺にも小さいながら活発な雪雲がかかって、室蘭市では4日ぶりに積雪を観測しています。
この後も日本海北部から石狩湾周辺にかけて雲が発達しやすく、一旦は天気が回復した札幌市や小樽市でも再び雪が強まる可能性があります。晴れていても油断ができず、天気が急変することがありますので、車の運転中は急な視界の悪化や路面状況の変化などに注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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