国立感染症研究所を装う詐欺メールに注意を 「一般の方へのメールでの情報提供は一切行っていない」
2020年2月28日(金)11時5分 BIGLOBEニュース編集部
国立感染症研究所は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受け、同研究所や類似した機関名を偽装したメールが送られているとして、注意を呼びかけている。
この偽装メールは、「国立感染症研究所」のほか、実在しない「国立感染症予防センター」といった機関名が差出人。「新型コロナウイルスの感染予防策について」という件名で感染予防策を知らせる内容となっている。本文冒頭には、団体名や個人名が付いているため、国立感染症研究所では受け手の個人情報を調べたうえでメールを送りつける「標的型メール攻撃」の一種と推測。本文下部の「対策はこちら」の部分に不審なURLが埋め込まれている。
国立感染症研究所は、「公的なお知らせはすべてWebサイト上に公開され、 メールを用いた一般の方への情報提供は一切行っておりません」と説明。また、研究所員には「『詳細は添付ファイルで』といった内容のメールを出さないよう指導している」としている。詐称メールを受信した場合は、添付ファイルを開かずにメールごと削除するよう呼びかけている。
【注意喚起】(1/3)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2020年2月28日
実在しない「 国立感染症予防センター 」という組織名を差出人とした不審なURLが記載されたメールが送られたという情報を受けたとして、国立感染症研究所が注意喚起をしています。
(続く)
【注意喚起】(2/3)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2020年2月28日
同研究所によると、新型コロナウイルスによる感染症流行を受けて、「 国立感染症研究所 」やそれに類似した機関からのお知らせを装った偽装メールが送られる可能性があるとのことです。注意してください。
(続く)
【注意喚起】(3/3)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2020年2月28日
国立感染症研究所に類似した機関による、新型コロナウイルス感染症の注意喚起を装うメールの例は、同研究所ののサイトで確認することができます。
詳細→ https://t.co/Tm9NEswEnE