九州で「ハロ」が出現 天気下り坂のサイン
2024年2月28日(水)11時0分 ウェザーニュース
![](https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0228/8926649091/wth_8926649091_1_thum800.jpg)
2024/02/28 11:04 ウェザーニュース
今日28日(水)は九州の上空で「ハロ」が出現しています。ゆっくり天気下り坂のサインです。
前線接近 夜には雨が降り出す
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ハロは「暈(かさ)」や「日暈(ひがさ)」とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。
ハロなどの光学現象は西から近づく前線や低気圧の上層雲によって現れたものです。午後にかけては雲が次第に厚みを増して天気が下り坂に向かい、夜には東シナ海側で雨が降り出す予想です。この後の空の変化に注意してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)