2週間天気 週明けから再び高温傾向 スギ花粉の飛散がピークに

2023年3月1日(水)10時4分 tenki.jp

週明けからは再び気温が平年より高くなる見込みです。2週目以降もその傾向は続きそうです。各地でスギ花粉の飛散がピークを迎えます。より一層、万全な花粉対策が必要です。

3月2日〜8日の天気

あす2日は、低気圧や前線が通過し、一時的に冬型の気圧配置に変わる見込みです。上空には寒気が流れ込むでしょう。北海道は日本海側を中心に雪、東北の日本海側と北陸から山陰は雪や雨が降りそうです。関東から九州は昼前まで雨の降る所がありますが、次第に天気は回復する見込みです。
3日(ひな祭り)は、西から高気圧に覆われる見込みです。上空の寒気の影響が残るため、北海道と東北地方の日本海側、北陸では、雪の降る所があるでしょう。関東から九州にかけては、晴れる所が多い見込みです。
4日と5日は雲の広がる所もありますが、晴れる所が多いでしょう。6日から8日は全国的に晴れる見込みです。
最高気温は、この先も平年並みか平年より高い日が多い見込みです。北海道から九州には「高温に関する早期天候情報」が発表されています。この先も暖かい空気に覆われやすく、3月5日頃からは再び気温がかなり高くなる可能性があります。農作物の管理などに注意するとともに、積雪の多い地域では落雪やなだれに注意が必要です。

3月9日〜14日

9日は北海道や近畿、九州などで雨が降りますが、10日から12日頃は全国的に晴れるでしょう。13日頃は雲が多くなり、北海道では雪が降るでしょう。14日頃には西日本で雨の降る所がありそうです。
9日以降も最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より高い状態が続きそうです。暖かい日が多くなり、ソメイヨシノのつぼみも徐々に膨らんでいきそうです。
また各地でスギ花粉の飛散がピークを迎えます。九州は2月下旬からピークが始まり、3月上旬にかけてがピークです。中国、四国、近畿、東海は3月上旬から中旬にかけて、関東、北陸、東北は3月上旬から下旬にかけてがピークとなります。万全な花粉対策が必要です。

帰宅後の花粉対策

花粉対策は外出時だけでなく、帰宅後も重要です。外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。

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