インフルエンザ患者数は約16万人 継続的なウイルス対策を

2020年3月6日(金)16時30分 ウェザーニュース


2020/03/06 16:22 ウェザーニュース

6日(金)、厚生労働省は2月24日〜3月1日のインフルエンザ発生状況を発表しました。この1週間に受診した患者数を推計すると約16.1万人となり、前週の推計値より約4.1万人減少したと見られます。これで、1か月以上連続で減少していることになります。
学校は休校となっている所が多く、すでにピークは越えているものと見られますが、引き続き患者数は多い状況が続いています。

週末もしっかり対策を

ウェザーニュースでは、気温や湿度などの気象データに加え、厚生労働省国立感染症研究所が発表している過去5年分のインフルエンザ患者数データを考慮して、3日先までの「インフルエンザウイルス対策指数」を算出しました。
その結果、今週末も北海道から近畿地方を中心にインフルエンザウイルスが活発に活動しやすい気象条件となります。
特に明日7日(土)は、仙台、東京、名古屋、金沢は「非常に高い」となっています。
新型コロナウイルスの拡大防止のため外出を控えている方が多いかもしれませんが、外から帰宅した場合は手洗いなど対策をお願いします。
厚生労働省は以下の予防策を挙げています。
 1) 流行前のワクチン接種
 2) 外出後の手洗い等
 3) 適度な湿度の保持
 4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
 5) 人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザ感染拡大を防ぐべく、最大限の対策をしてご自身や周囲への感染拡大を防いでいきましょう。


<注意事項>
・インフルエンザウイルスが活動しやすい気象条件を元に、対策の必要度を5ランクで表示したものです。
・生活時間帯の気象予報データ(気温や湿度など)や、厚生労働省による過去5年分のインフルエンザ患者数データを元に、ウェザーニュースが独自に算出しています。
・対策指数が「低い」予想の場合でも、インフルエンザウイルスへの対策実施をおすすめしています。

参考資料など

厚生労働省HPより


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