九州の一部で局地的に雷雨 西日本は午後にかけて落雷や突風注意
2023年3月9日（木）9時45分 ウェザーニュース
2023/03/09 09:49 ウェザーニュース
今日9日(木)は低気圧が日本海を発達しながら進む見込みです。低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため局地的に雨雲が発達し、九州では土砂降りになっている所があります。
九州南部で雷を伴った雨に
九州南部から東シナ海にかけて、シアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成されていて、その周辺で雨雲が発達しています。
九州は南部を中心に雨が降り出していて、9時30分までの1時間には鹿児島県南さつま市・加世田は10.5mm、日置市・東市来で9.5mmを観測しました。活発な雨雲の周辺では雷も頻発している状況です。
午後は西日本の広い範囲で雷雨に注意
9日(木)夜の天気図と降水の予想
午後は日本海の低気圧から伸びる寒冷前線の影響で、西日本の日本海側は雨の降る所がある予想です。前線が通過するタイミングでは一時的に雨が強まったり、落雷や突風を伴うおそれがあります。
また、太平洋側のシアーライン周辺でも雨の降りやすい状況が続き、九州南部に加え四国や近畿南部でも雨が降り出す見込みです。今は晴れている所でも天気が急変する可能性がありますので、午後は空の変化に十分、注意をしてください。
低気圧が近づく北日本は深夜になると雨や雪の降る所があるため、帰宅が遅くなる場合は雨具があると安心です。
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